ジョイフルホームのRoots・ムクムクポシェット、基本情報と口コミをまとめたよ♪

ジョイフルホーム 札幌でおすすめ!ローコスト住宅の工務店・ハウスメーカー
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「若いファミリー層にも、高品質な住宅を」

 

これをキャッチフレーズに、札幌だけでなく、旭川でも新規棟数を増やしているのがジョイフルホームです。

 

超ローコスト住宅ではありませんが、相談次第では30坪前後で2000万円以内に収まる値段と、この価格帯では珍しく、ネオマフォームでの外張り断熱を採用していることが魅力です。

また、北欧インテリアテイストの規格住宅「muku muku pochette」では、無垢材やタイルを多用し、造作収納や一部の家具もセットで、リーズナブルな値段で提供しています。

 

今回は、そんなジョイフルホームの特徴や評判をまとめました。

 

ジョイフルホームとは

ジョイフルホームロゴ

 

旭川発祥で、まずは旭川・上川を中心に業績を積み重ねてきたローコスト住宅メーカーです。

ただ札幌にも支社・常設ショールームを開設し、道央圏でも棟数を伸ばしています。

 

自由設計も可能ですが、ローコスト住宅の企画シリーズも複数展開しています。

 

基本スペック

 

Q値 UA値 C値 耐震性能
公表なし 0.37 W/㎡・K 前後 0.3~0.5 cm2/m2 公表なし

※規格住宅Roots(モデルハウス)での測定値。

実際の施工では、札幌版次世代住宅基準ミニマムレベルが標準仕様なので、UA値:0.46 W/㎡・K以下、 C値:1.0 cm2/m2程度と推定されます。

 

ローコスト住宅のシリーズ ルーツ(ROOTS)、ムクムクポシェット(muku muku pochette)、その他、旭川限定の規格住宅など
坪単価(目安) 43~60万円/坪(建物本体価格)
施工地域 札幌地域・旭川地域で住宅シリーズが異なる

その他、余市、倶知安、上川、石狩、空知、後志、胆振など

断熱材など 外張り断熱工法、基礎断熱
暖房方法 温水セントラル暖房(熱源は電気・灯油・ガス)
間取りの自由度 規格住宅の他、完全自由設計も可能
平屋 可能
土地の紹介 可能
工法 木造軸組
アフターサービス 20年地盤保証

1か月・1年・2年・5年・10年

その他 ショールームでは、3Dメガネを用いたVR(ヴァーチャルリアリティ)設備あり

ジョイフルホームのホームページはこちら

ジョイフルホームの特長や強み

ジョイフルホームアクアリウムの家

出典元:ジョイフルホーム(2000万円以下、アクアリウムのある家)

料金の仕組み

 

平均坪単価:43~60万円/坪(建物本体価格)

 

ただし基本的には、選択した規格住宅に合わせて、必要なものと不要な経費を調整するスタイルです。

そのため、坪単価にはかなり幅があります。

 

規格住宅「Roots」プランのひとつを例にすると、このようになります。

 

本体価格1668万(税抜き)で、延べ床面積29.5坪

→坪単価 56.5万円(税抜き)

 

照明器具やカップボード、建築申請費、設計料などを含め、住宅そのものの総額は、消費税込みで2000万円前後が目安です。

 

※土地代や土地整備に関する費用、外構、登録費用などを除く。

 

住宅性能について

断熱性能

 

ジョイフルフォームの断熱の特徴は、外張り断熱・基礎断熱です。

 

外張り断熱工法

外張り断熱ジョイフルホーム

出典元:ジョイフルホーム(外張り断熱)

 

ジョイフルホームでは、外張り断熱工法が標準仕様です。

ネオマフォーム(旭化成)で、建物周囲をぐるりと覆うように施工します。

 

ネオマフォームとは

出典元:旭化成建材

 

ネオマフォームとは、プラスチック素材でできた断熱材の一種です。

 

内部に細かい気泡が無数にあるのが特徴で、その中に閉じ込められた発砲ガスにより、空気以上に熱伝導率を低く抑えられるとされています。

ネオマフォームは、ウレタンフォームなど他の断熱材よりも薄い施工で断熱性能を発揮し、しかも経年変化が比較的少ない優秀な資材ですが、高価になりがちなために、ローコスト住宅で標準仕様とする会社は多くないです。

 

基礎断熱工法

 

基礎部分のコンクリートをすっぽりと断熱材で覆う工法です。

ジョイフルホームではさらに換気についても配慮し、建物本体の室内に取り付けた24時間換気システムを使用し、床下にも暖かい空気を巡回させています。

これにより、床下にも十分な換気を確保し、合わせて底冷えを防止することもできます。

 

耐震・免震

SP免震基礎工法

SP免震基礎工法ジョイフルホーム

出典元:ジョイフルホーム(SP免震基礎工法について)

 

SP免震基礎工法とは、ゴムやダンパーなど特別な装置を使わない免震基礎です。

 

特殊な鋼管杭(地盤支持杭「bDパイル」)を地上深くにある固い地盤(N値17~20)に杭打ちし、建物の基礎を支えます。

地震が発生したときは、鋼管杭がしなるので、その力を利用することで、地盤の揺れを大幅に軽減できるのです。

 

また、鋼管杭以外に必要な装置はなく、材料や手順はシンプルなため、工期は短く、費用も低価格に抑えることができます。

 

集成材や構造用パネルを使用

 

無垢材よりもねじれや縮みの少ない「集成材」や、強度を高めるために木材チップを圧縮して作られた「構造用パネル」を体躯に使用しています。

 

「集成材」は、自社グループのプレカット工場で製材。

コンピューター制御なので、ミリ単位で正確に加工できます。

なお建物土台には、シロアリ被害に強い「ヒバ材」も採用しています。

 

「構造用パネル」は躯体の耐力壁として使用し、壁全体で外部からの力を分散させる面構造の設計が標準仕様です。

面で衝撃を受け止めるので、地震や台風など外的な負荷に強いのが特長です。

 

ローコスト規格住宅ブランドについて

 

ジョイフルホームでは、地域に合わせたローコスト規格住宅を展開しています。

札幌限定モデルは、ルーツ(ROOTS)とムクムクポシェット(muku muku pochette)です。

 

ルーツ(ROOTS)

rootsモデルハウス

出典元:ジョイフルホーム(Roots)

 

ジョイフルホームのローコスト住宅の基本となるプランです。

広さや間取りは、27坪~35坪で、全20パターンから選択できます。

いずれの間取りも、万人受けしそうなオーソドックスなものです。

 

建物本体の費用は、1592~1830万円(税抜)

※屋外給排水工事、事務代行手数料、地盤補強工事、現場管理費、照明器具を除く

 

なお住宅性能は、札幌版次世代住宅ミニマムレベルを標準採用。

補助金対象からは外れるものの、令和2年時点では国の省エネ基準は満たしています。

参考:国交省

 

ムクムクポシェット(muku muku pochette)

ムクムクポシェット2

出典元:ジョイフルホーム(muku muku pochette)

 

無垢材など自然素材を多用した自由設計「ムクムク」を規格住宅として設計しなおしたプランです。

ジョイフルホームの基本性能はそのままで、無垢材や塗り壁、タイルなどを取り入れた「家カフェ」のイメージです。

元々「ムクムク」は、北欧インテイリアショップとコラボしており(現在は終了)、そういったテイストも引き継がれています。

 

イメージがしっかり決まっている規格住宅のため、28坪~30坪で、シンプルに5つの間取りプラン

1910万円~2050万円(税抜)とローコスト住宅としてはやや高めの設定です。

ただ床材・建材にナラ・カバの無垢材も使用されていたり、洗面台やカップボード・シューズBOXが造作仕様で、カーテン・家具の一部もセットになっています。

 

ナチュラルテイストや無垢材の床などをローコストで実現したいなら、納得できる総費用なのでしょう。

 

ジョイフルホームの口コミ

 

ジョイフルホームに関する口コミはこちらです。

 

ジョイフルで建てて2年になりますが、最初の1年は不具合がありクレーマーのように何回も呼びましたが、すぐに対応していただきました。
昔はあまり評判はよくなかったようで施工中も心配で毎日見に行っておりましたが、現在ではそれなりに実績を積んでいるためか、素人目ではありますが、以外と丁寧に施工している印象を受けました。
設備はハイレベルなものはついておりませんので、こういったところでコストを下げているのではないでしょうか?

e戸建て掲示板

 

昨年道内の地方でジョイフルホームさんに建ててもらいました。
地方なのに土地探しから熱心にしていただいて、
20パターン位ある規格住宅の中から選んで、
多少のアレンジをしてもらい注文住宅のような出来上がりになりましたので、
コストパフォーマンスには大満足しています。
関わっていただいた方々もみなさん気持ちよく接してもらいましたよ。
外断熱と基礎断熱もすごく暖かくて快適です。

e戸建て掲示板

 

ネット上では、まだあまり口コミやブログは投稿されていないようです。

情報や体験談をお持ちの方は、当サイトのコメント欄に教えて頂けると嬉しいです。

 

施工事例

 

ジョイフルホームの施工事例は、こちらです。

出典元:ジョイフルホーム

 

Roots:石狩市K様邸

  • ジョイフルホーム(ROOTS)

 

ムクムクポシェット

  • ジョイフルホーム(ムクムクポシェット)

 

 

札幌市内にある住宅展示場の情報

ショールーム

ジョイフルホームVR

出典元:ジョイフルホーム

 

ジョイフルホーム札幌支店のショールームにて、3Dバーチャル展示場を常設しています。

つまり、3Dメガネを使用したVR(ヴァーチャルリアリティ)で、理想の新居を体感することができるのです。

 

イメージ画像ではなく、実際のプランを映像化するため、紙面上ではわかりにくい奥行きや立体的な広さも実感できます。

壁紙や床材、設備なども、VRで色や仕様イメージを確認し、その場で変更していくことも可能です。

なお、このシステムを採用したのは、ハウスメーカーでは北海道初です。

 

もちろんキッチンやシステムバスなどの標準仕様の設備を確認することもできます。

 

ショールーム詳細

場所:札幌市西区琴似2条1丁目2-1 5588KOTONIビル4F

ショッピングセンター5588KOTONI 内(JR新琴似駅より徒歩1分)

※キッズスペースあり

営業時間:午前10時~午後6時

駐車場:近隣にイトーヨーカドーやコインパーキングあり

電話:0120-394-200 / 011-611-2233

詳細は、ジョイフルホームのホームページをご確認ください。

 

※モデルハウスも公開中です。

 

ジョイフルホームの概要

社名 株式会社 ジョイフルホーム
本社 本社:〒079-8424 旭川市永山14条3丁目4番13号

札幌支社:〒063-0812 札幌市西区琴似2条1丁目2-1 5588KOTONIビル4F

TEL/FAX 本社:0166-21-8300 / 0166-27-2866

札幌支社:011-611-2233 / 011-611-2244

設立 平成18年12月
事業内容
  • 建築工事業
  • 不動産取引業
  • 土木工事業
  • 鉄骨工事業
  • 建築の設計及び工事監理
  • 損害保険代理業
建設業の許可
[建設業許可]
北海道知事許可(般-28)上第04976号
[建築士事務所]
旭川/北海道知事許可(上)第624号
札幌/北海道知事許可(石)第5457号
[宅地建物取引業者免許]
北海道知事許可 上川(3)第1083号
代表取締役社長 落合 孝優

同価格帯で、他の工務店・ハウスメーカーは?

いかがでしたか?

 

ジョイフルホームの場合、同価格帯の工務店・ハウスメーカーと比べ、住宅性能がそれほど秀でているわけではありません。
「Roots」の標準仕様である札幌版次世代住宅基準ミニマムレベルでは、国の省エネ基準を満たしているに過ぎないからです。

 

ちなみに、札幌市からの補助金を受けるには、2段階上の「スタンダードレベル」が求められます。
ローコスト住宅でも、この基準を標準仕様とする工務店が北海道内にいくつか存在します。

 

でも、ジョイフルホームの「ムクムクポシェット」では、高価になりがちな無垢材やタイル、造作のカップボードなどが標準仕様です。
別の会社で同様のことを希望すれば、全てオプションとなり得る内容です。
北欧スタイルの我が家を求めるならば、なかなかリーズナブルな選択肢なのでしょう。

 

このように、他社と比較してみないと、わからないことがたくさんあるのが家づくりです。

 

でも、たくさんの会社の資料請求をやろうとすると、それなりに手間がかかります。
全くもって好みでない工務店にも、連絡をしてしまうかもしれません。

 

ある程度の感覚をつかむまでは、一括で資料請求できるサイトもお勧めです。

 

実際に試した中で、「タウンライフ」が無料で便利だったので貼っておきます。
※工務店・ハウスメーカーの資料と間取り図・土地の簡単な見積もりをもらえるサイトです。

 

ちなみに、未公開土地の情報もありましたよ。
まだ具体的なイメージがつかない場合でも、(仮)間取り図を請求することで、頭の中の整理に役立ちました。

 

※間取り図や見積もりを取り寄せても、契約の義務はありません。
※電話営業を避けたいなら、備考に「メール希望」と記載しましょう。

 

 

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