ローコスト住宅の「ゆきだるまのお家」、耐久性は大丈夫?

実際に建ててみた

「ゆきだるまのお家」も含め、ローコスト住宅の耐久性って不安ではありませんか?

10年後、30年後の状態も気になりますが、札幌を含め北海道なら、まず最初の関門は冬です。

 

ただ岩見沢や旭川以北などと比べれば、札幌と近郊は、積雪量は少なめです。

あまつさえ、

30年前よりも雪は減った!

そう、お年寄りの皆さんは口を揃えておっしゃいます。

 

そんな世間の状況ですが、なんと!

私の家は、雪で半分くらい埋まりました。

 

藤城建設「ゆきだるまのお家」は、雪で埋まっても大丈夫だったのか。

損傷の具合や藤城建設のアフターフォローについてレビューします。

 

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「ゆきだるまのお家」が、雪に埋まった

2020年3月上旬の話です。

この年の冬は、前半は雪が少なめでしたが、春が近づくと、まとまって降り始めたのです。

まるで、年間の積雪量は決まっていて、帳尻を合わせるかのようでした。

 

そんなある朝です。

起きたら、家が埋まりかけていました。

 

 

↑昼間なのに薄暗いのは、積雪のせいですね。

 

正確に言うと、自宅と隣の小屋との間の通路が埋まっていたのです。

 

↑一部除雪後ですが、左が小屋、右が自宅「ゆきだるまのお家」

 

我が家は、箱型の総2階建て。

屋根は傾斜のないタイプ。

そして壁は、KMEWの親水性サイディング14mm。

どちらもオプションではなく、標準仕様です。

 

対して、隣の小屋は、屋根が傾斜しているタイプです。

ほとんどが隣の屋根からの落雪ですが、一部はこちらの屋根からも落ちていました。

 

まあ開拓の頃ならいざ知らず、現代の札幌ですから、さすがに家全体が埋まったりはしません。

でも局所的には、雪に埋まるのと同じ状況だと思うので、記録に残すことにしたのでした。

 

落雪による建物への影響

春先の落雪は、「大きい」

 

春先の積雪は、真冬の時期よりも体積が大きいです。

日中は暖かい陽気で溶け、夜にはまた凍るを繰り返すからなんですね。

水より氷の方が体積は大きく、しかも春先の積雪は、氷の割合が高いというわけです。

 

さらに落雪そのものも、積み重なるほど、体積が大きくなります。

積雪すると、雪自体の重さで圧雪されて、下の方の雪は四方に膨張するのです。

 

イスに置いたクッションに座ると、体重がかかってつぶれ、横に広がる

それと同じような原理です。

 

つまり、自宅と隣の小屋に積もった落雪は、日ごとにどんどん膨張していくのです!

 

落雪・積雪の被害とは、どんなこと?

 

よくあるのは、ガラスが割れる、です。

積雪の膨張に耐えられなかったり、あるいは、落雪時の衝撃で割れます。

 

雪国の古い家屋では、こんな感じで対策する例もあります。

画像はお借りしました。

 

他の被害は、外壁への影響、です。

春先なら落雪の半分くらいは氷ですからね。

固くて尖っています。

それで、外壁を傷つけてしまうのがひとつ。

 

もうひとつは、

外壁が浮いてしまうことです。

 

圧雪された積雪は、体積がどんどん膨らんできます。

ただし均一に膨らむのではなく、その時々の状況によって、不格好な形になります。

それが、イケナイ。

不均衡に力がかかり、外壁が浮いてしまうというわけです。

 

そんなことが起きたら、大損害です。

翌日、たっぷり半日かけて除雪しました。

 

結局、1日半ほど、落雪の圧迫され続けたという状況です。

 

「ゆきだるまのお家」の破損は?

破損したのは、ふたつの部分

 

実際のところ、「ゆきだるまのお家」は無傷だったのか?

 

もちろんそんなことはありませんでした。

 

と言っても、大きな被害はありません。

 

外壁の欠けが1か所。

そして、コンクリート基礎の換気口が3か所凹みました。

 

修理はどうする?

 

損傷を発見したのは、すっかり雪が解けた後でした。

藤城建設のアフターフォローで、1年点検のときです。

 

それくらい小さな損害だったとみるか、家主がおおらかな性格だったととるか、その辺は微妙なところです。

まあ体感としては、別に問題はありませんでしたね。

 

1年点検の後、1か月くらいでどちらも補修してもらえました。

 

コンクリート基礎の換気口は、どこが凹んでいるかもうわかりません。

※凹んだところは、写真を撮り忘れました。

 

サイディングの欠けは、こんな感じ。

↑補修前のサイディング欠け

1cm四方くらいでしょうか、サイディングの一部欠けて、白く目立っています。

 

↑補修後のサイディング

 

塗料のようなコーキング材を吹きかけて補修してあります。

コロナ禍の影響で、この塗料の発注に時間がかかりましたが、本来ならもっと早く修理できるそうですよ。

 

 

「ゆきだるまのおうち」、1年目の雪害はセーフ

ローコスト住宅と言えば、安かろう悪かろうじゃないの?

こんな評判は、やっぱりゼロではありません。

 

実際に必要の装備を簡略化したり、質のよろしくない資材を多用したり、低賃金で技術の不確かな施工業者に委託する・・・

こんな工務店やハウスメーカーの噂もあります。

 

我が家「ゆきだるまのお家」の場合は、どうか。

新築1年目の雪害(1日半ほど雪に埋まる)では、大きな損傷はありませんでした。

今のところ、耐久性には問題なしです。

 

ただし今回の件は、家主がきちんと除雪なり、雪下ろしなりをすれば、防げたことです。

※隣の小屋は、父の趣味小屋なのですが。

これからは、きちんと除雪するつもりです!

 

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