【旗竿地も悪くない?】札幌で安い土地を探すコツ

札幌の安い土地 土地探しの方法

ローコスト住宅だろうと、大手メーカーの注文住宅だろうと、土地がなければ始まりません。

私も、なかなかに苦労しました。

 

自宅が完成したのは2019年でしたが、土地探しは2017年~2018年。

既に札幌市内の土地は値上がり傾向で、角地だったり、南向きの区画、交通の便が良い場所は、とても手が届きませんでした。

 

そして結局は、実家の敷地内に建てたのです。

お世話になるばっかりな長女ですが、まあ、その恩返しは将来に期待してね!と。

口だけは達者なんだから(ため息)と母に昔から言われますが、さっぱり成長できません。

 

それはさておき、私自身が土地探しをやってみたところ、考え方や工務店・ハウスメーカーを選べば、選択肢は広がるんだなという実感はありました。

そこで今回は、札幌で土地を手に入れようとして、少しでも費用を安く上げるために検討した方法を紹介します。

 

スポンサーリンク

変形した土地

 

長方形で、1辺が道路に面している土地が、本当は最高です。

ただ、それはみんなが思うことで、従って値段もお高めです。

 

そこで、ねらい目は「変形した土地」です。

 

旗竿地について

#旗竿地

その名の通り、旗のような形をした土地ですね。

札幌だと、大きな敷地を切り売りしたり、戦後の混乱期に住宅が乱立したような地域に多いです。

 

旗を結びつける「棒」にあたる細長い土地が道路に面していて、「棒」をたどった奥に四角の敷地が広がります。

 

住宅を建てるのは、その「旗」の部分ですね。

三方(もしかするとほぼ四方)を他の住宅に囲まれていたりして、道路からは見えないときもあります。

 

人気がない理由はこうです。

  • 日当たりが悪い
  • 車の出し入れが面倒
  • 雪かきが大変

 

でも、です。

何件も土地を見に行ってみると、旗竿地にもいろいろあることがわかります。

 

住宅に挟まれた土地を通り(「棒」の部分)、奥の敷地に入ると・・・

急に拓けて、日当たり良好(ちなみに白石区でした)!

頑丈なフェンス越しに公営団地の中庭に接していて、太陽を遮る建物から離れていたのです。

 

また車の出し入れが面倒な「棒」部分ですが、言ってみれば、「賑やかな通り」から遠いことも意味します。

つまり、通行人の視線が気にならないんですね。

それから、騒音も抑えられます。

 

私が自宅を建てた敷地が、実家が建っている奥で、まさに「旗竿地」だったのです。

確かに、通行人の視線や騒音は気にならないです。

 

交通量も多く、暴走族も通り抜けるような道路沿いなのですが、家の中はいたって静かです。

 

不動産屋さんによると、「旗竿地」というだけで、相場よりお安いことがほとんどだそうです。

でも現地を確認すると、悪い土地ばかりでもないですね。

 

変形地について

 

旗竿地もそうですが、変形地も安い土地の定番です。

不均等な多角形、台形、三角、ネパールの旗みたいな土地も見かけました。

↑これが、ネパールの国旗

 

何年も前の話ですが、テレビ東京で放映されていた「ドリームハウス」。

あの番組が思い出されます。

番組と依頼された建築家が一般人の住宅を建てていましたね。

 

トイレや浴室もガラス張りのスケルトンハウスなど、度肝を抜かれるような住宅を建てていましたが、「変形地に建てる住宅」も定番のコンテンツでした。

 

こんな土地を誰が買うんでしょう?

思わず不動産屋さんに訊ねましたが、それなりにちゃんと売れるんだそうです。

 

そうかと思って悩み、買おうかな~と連絡したら、実際に売れてしまった土地もありました。

ちなみにそれはネパール国旗型ではなく、台形の土地でした。

 

そういえば、そういった変形地を得意とする工務店もありますよね。

匠建コーポレーション、基本情報と口コミをまとめたよ♪
匠建コーポレーションをご存じですか? 札幌に事務所のある工務店で、北海道全域でローコスト住宅を手がけています。 平成16年に設立された比較的若い会社ですが、完全自由設計の間取りとコストパフォーマンスの良さには定評があります。 ...

 

狭小地について

 

変形地とは少し違いますが、極端な狭小地もときどき見かけました。

狭小地とは、概ね15坪(50㎡)以下の土地のことです。

札幌市内でも、街中の土地にちらほらありますよね。

 

そうかと思って気をつけていると、繁華街の近くなどにも、狭小地に建てられた住宅があります。

街の中心地で地下鉄も通っていますから、いろいろと便利ですよね。

 

変形地で注意すること

 

安いし、状況によっては、メリットもある変形地ですが、注意も必要です。

まずは道路の問題ですね。

 

広い道路に面していない場合、土地整備のための重機や資材を運ぶトラックが近寄れない可能性があります。

 

別の敷地を確保し、そこから小さな重機やトラックに乗り換えて・・・となると、費用や時間が余分にかかってしまいます。

 

また、特に狭小地では、住宅の工法が制限されるケースもあります。

変形地を検討する場合は、工務店・ハウスメーカーにも事前に相談する必要がありますね。

 

建築条件付土地について

 

変形した土地ではなく、真っ当な形の土地を安く買いたい。

それなら、工務店・ハウスメーカーから土地を買う方法があります。

 

自社所有の土地もそうですが、ねらい目は「建築条件付土地」ですね。

 

建築条件付土地とは、決まった業者で家を建てることを条件に、安く販売されている土地のことです。

きちんと成形され、水道などが整った分譲地も多くあります。

 

目当ての工務店やハウスメーカーの建築条件付土地があれば、話が早いです。

もしくは、「建築条件付土地があること」を条件に、工務店・ハウスメーカーを検討する方法もあるでしょう。

 

ただ、工務店やハウスメーカーによっては、建物だけでなく外構にも条件をつけている場合があります。

系統だった外観で、景観が整った住宅地をウリにしているような分譲地ですね。

道外の話ですが、全戸で「庭か玄関先にオリーブの木を植える」ことが条件だという分譲地もありました。

 

いっそのこと、札幌はあきらめる?

 

札幌市内の土地は、過去5年ほど値上がりの傾向が続いています。

市の全体平均で、1割以上は高額になりました。

 

再開発の進む「厚別区」、新幹線延伸でホーム建設が予定される「創成東~苗穂エリア」、その他「中央区、豊平区、北区、東区、白石区」でも地価が顕著に上昇しています。

 

札幌市でも、土地価格が下落している「南区」「清田区」「白石区」などの一部地域は、交通の便が極端に悪かったり、平成30年に発生した北海道胆振東部地震で液状化現象や陥没が生じた地域です。

 

どうしても譲れない理由がないなら、札幌の近郊の土地も選択肢です。

 

隣接する市と言えば、北広島市、江別市、石狩市、恵庭市、千歳市、小樽市など。

特に北広島市や江別市、石狩市あたりは、十分に通勤・通学圏内です。

まあ、私の同僚は、千歳市から札幌市内まで通勤していますが。

 

こちらの表をご覧ください。

 

【札幌市内の各行政区と近隣市町村の基準地価・坪単価のランキング】

順位 行政区 基準地価の平均(㎡) 坪単価の平均
1位 中央区 78万4446円/m2 259万3212円/坪
2位 北区 17万4542円/m2 57万7001円/坪
3位 豊平区 14万5653円/m2 48万1500円/坪
4位 西区 11万7466円/m2 38万8319円/坪
5位 白石区 10万7818円/m2 35万6423円/坪
6位 東区 9万3873円/m2 31万0325円/坪
7位 厚別区 9万2316円/m2 30万5179円/坪
8位 南区 6万9761円/m2 23万0616円/坪
9位 清田区 6万2927円/m2 20万8024円/坪
10位 手稲区 5万9583円/m2 19万6969円/坪
番外 千歳市 3万8746円/m2

12万8086円/坪

番外 江別市

3万0597円/m2

10万1147円/坪

番外 北広島市

2万7520円/m2

9万0975円/坪

番外 恵庭市

2万3463円/m2

7万7565円/坪

番外 石狩市

1万6743円/m2

5万5351円/坪

作成:yukidaruma 2020年[令和2年]基準地価より算出(国土交通省:土地総合情報システム)

 

札幌市内ほとんどの区と近隣の地価は、10万円以上の価格差があります。

 

札幌近郊に家を建てる

そんな選択肢も現実的です。

 

北広島市など、市内に土地を買い、新築するだけで補助金を出す自治体もありますから、一考の価値はあるでしょう。

 

除雪の問題を忘れないで

冬の札幌はこんな感じですよね↑

 

どんな土地を買うにしても、絶対に忘れてはいけないのが「除雪の問題」です。

北海道内では積雪量の少なめな地域ではありますが、それでもけっこう積もります。

真冬には、道路の左右に1m以上は雪山ができますよね。

 

戸建てに住む以上、除雪からは逃れられません。

 

注意が必要なのは、これです。

  • 自宅前の道路は、除雪が入るかどうか
  • 自分で除雪した雪を捨てる場所があるかどうか

 

ちなみに札幌市では、行政で除雪するのは「幅が8m以上の道路」です。

道路の幅が十分な広さなのはもちろん、実際に除雪車が来るかどうかも確認するのが無難です。

不動産業者や区役所などに確認しておきましょう。

 

また、自分で除雪した雪を捨てる場所も必要です。

雪のない季節にはわかりにくいのですが、根雪になると、自宅の敷地はどんどん狭くなります。

敷地内で雪の置き場所を確保できるか、あるいは融雪槽が必要か、これも不動産業者に相談した方がいいです。

車を駐車したら敷地がいっぱいになる場合、除雪の手立てを考えておかないと、厳冬期に途方に暮れる羽目になります。

 

土地選びの基準が欲しいなら

こんな土地が良い、この地域に住みたい

 

何となくのイメージはあっても、具体的な広さの目安や相場は、最初はなかなかわからないのものです。

私自身も、北海道の奥地から札幌に引っ越そうと決めたとき、まずは土地探しに苦労しました。

 

「おひとりさま」女でしたから、不動産屋に出向くのも、けっこう勇気が必要でした。

実際に、値踏みされるような対応を受けて、悲しくなったこともあります。

 

メールで問い合わせしても、不動産屋から返信がないこともありました。

見込みのない客だと思われたのかもしれません。

 

当時は知りませんでしたが、工務店やハウスメーカーだけでなく、土地の見積もりも取れるサイトがあるので、貼っておきます。

 

見積もりを依頼したからと言って、契約を迫られたりはしません。

電話はお断りして、メールだけのやりとりも可能です(「メール希望」と備考に記載)。

もちろん無料です。

 

自分の中で、土地に関する判断基準を作るために、活用するのがお勧めです。

 

コメントや体験談などお願いします