ローコスト住宅で自宅を建てて、丸2年が経ちました。
大きな不満はないのですが、ちょっとした後悔はポツポツとあります。
たとえば、トイレのことです。
私はひとり暮らしで、小さい子どもも、お年寄りも家族にはいません。
だからトイレの使い勝手なんて、優先順位は低めでした。
洋式トイレで、ちゃんと水が流れればそれで十分!
そんな程度の認識だったのです。
だから基本的には、「ゆきだるまのお家(藤城建設)」の担当設計士さんに言われるがまま。
タンクレストイレについては調べましたが、それ以外は、直感で決めたようなものです。
で、現在。
やっぱり後悔ポイントはありますね。
新築トイレで後悔したことや、勧められたけど却下したこと、オプションで追加したことをまとめました。
ローコスト住宅のトイレ、新築で失敗したこと
トイレに換気扇がない
我が家のトイレは、24時間換気システムの排気口になっています。
採用しているのは第1種換気システムで、給排気が機械制御です。
家中の汚れた空気が最終的にはトイレに集められ、トイレから排気システムに送られる仕組みなんですね。
なので、我が家のトイレには、換気扇がありません。
24時間換気システムですから、自動的に空気が入れ替わるとは言え、そのスピードはとてもゆっくりです。
急いで消臭したり、空気を入れ替えたいときには、ちょっと力不足なんです。
窓もありませんから、強制的な空気の入れ替えも難しい。
仕方がないので、来客用にトイレ消臭スプレーを置きました。
トイレに棚がない
我が家のトイレは、ドアの上に棚がひとつあります。
ただこの位置は、157㎝の身長(私)だと、なかなか届かないんですよね。
トイレットペーパーや掃除用品のストックを置く場所がないので、その棚を使っていますが、奥が見えないので在庫がわかりません。
便器のうしろなど、身の丈にあった高さに棚を作るべきでした。
あるいは、入居時に用意すればよかった。
こういうのですね↓
ひとり暮らしだと、不便な状況にすぐ慣れてしまいます。
結果、買ってきたトイレットペーパーや掃除用品のストックは、床に置いたまましばらく放置されることになるのです。
トイレの壁紙は失敗した
壁紙は、認めたくないですが、失敗しました。
見本の状態は素敵だったのですが、壁の全面となるとダメでした。
壁紙の拡大画像はこれです。
パステルカラーで優しげな雰囲気が気に入って即決したのです。
壁全面の画像がこちら。
実際に間近で見ると、圧迫感がすごくて、エキセントリックでした。
私が家を建てたとき(2018~2019年)、当時の藤城建設では、インテリアコーディネーターはつきませんでした。
なので、まあ、これは自己責任です。
次に張り替えるときは、トイレの壁紙は無地にしようと思っています。
本当は、風景ポスターとか貼りたかったです。
トイレに小物を置く棚が必要だった
※参考画像です
これは、トイレットペーパーなどストック品を収納する棚とは別の話です。
ペーパーホルダーの位置に、ちょっとした棚やニッチを付ければよかったと後悔しています。
トイレに入ったとき、ジーンズのお尻ポケットにスマホがあれば、それをさっと置く。
外出から帰ってトイレに直行し、脱いだ手袋をとりあえず置く。
なくてもイイけど、あればすごく便利でした。
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ローコスト住宅のトイレで、採用しなかったこと
タンクレストイレは面倒?
「ゆきだるまのお家」は、タンク付きトイレが標準仕様でした。
でもタンクレストイレも既に普及していて、LIXILのショールームでも、かなり勧められたのです。
- サイズが小さくて、デザインはおしゃれ
- トイレが広々する
- しかも、しっかり節水
ね、惹かれませんか?
でもよくよく調べると、一人暮らしの自分には、あまりメリットがなさそうでした。
ただでさえ狭いローコスト住宅なのに、手洗いを別に作る必要があるんですよね。
これって、固定資産税の増額ポイントなのです。
しかも、停電時は水が流れない製品が多くて、正直面倒くさい。
さらに節水機能は、タンク付きトイレでも大きな差はないのです。
もちろんデザインは、タンクレストイレの方が素敵ですが、それだけではね。
そこで、我が家ではタンク付きトイレを採用しています。
そして、特に後悔はないですね。
トイレに窓は必要ない
以前住んでいた古い貸家(平屋)やアパートでは、トイレに小窓がありました。
育った実家も、建替えた現在の実家でも、やっぱりトイレには窓がひとつ。
トイレには、窓がついているもの
そんな常識でした。
でも、です。
よくよく思い返せば、自分でトイレの窓を開けた記憶がありません。
むしろ悩みの種だったんですよね。
特に古い貸家住まいのとき、冬場は辛かったです。
窓からの冷気をシャットアウトするために、梱包材(プチプチ、です)で覆ったりしていました。
ちなみに高齢者のお宅を訪問すると、古い住宅なら、だいたいトイレには窓があります(北海道の話です)。
先日、何のために窓をつけたか聞いてみましたら、
トイレ掃除のとき、空気を入れ替えするの
バルサンとか、強い洗剤を混ぜてガスが出たときとか、あるしょ?
だそうです。
バルサンも、強い洗剤も使わないので、我が家では窓をつけませんでした。
トイレの床材は、フローリング?それともクッションフロア?
トイレの床材も悩みました。
トイレの床はクッションフロアで、廊下とは別の素材。
そんなイメージを持っていたのですが、「ゆきだるまのお家」で勧められたのは、家中どこもかしこもフローリングです。
強度や材質、コーティング剤などの差はなく、トイレ、廊下、居室そして脱衣所も、全部同じフローリングです。
クッションフロアへの変更も可能でしたが、それには追加料金(オプション扱い)がかかります。
数万円程度か、たいして高額ではありませんでしたが、それでも悩みました。
本来なら、フローリングはトイレの床材には向かないようです。
それは水分を含む汚れが染みこんで、劣化しやすいから。
ただ、立って用足しするひとや小さい子どもがいなければ、トイレの床はそれほど汚れません。
そして、見た目や材質感は、フローリングの方が好みでした。
逡巡した結果、トイレの床はフローリングにしています。
入居2年ですが、今のところは臭いや劣化は気にならないですね。
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「おひとりさま」の新築戸建てでも、トイレは慎重な計画を!
1人暮らしだし、トイレは標準のもので不便はないだろうと思っていました。
でも実際には、こんな後悔ポイントがありました。
- 24時間換気システムだけで換気扇を設置しなかった
- 収納計画を立てなかった
- 壁紙の選択を間違った・・・
ただ考えた末に採用しなかった設備
- タンクレストイレ
- トイレの窓
- ファッションフロアの床
これらは、満足しています。
ローコスト住宅に限らず、注文住宅はハウスメーカーや工務店によって、トイレの標準仕様は様々です。
具体的に建築会社を決めてしまう前に、いくつかの実例は確認しておくべきだったと、これが一番の後悔かもしれませんね。
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