【ローコスト住宅】札幌で建てるなら、相場はいくら?

マイホームとお金

 

自分の家がほしい、家を建てたいとなったとき、まず気になるのは、費用のことですよね。

既に完成している「建売住宅」とは違って、注文住宅は費用の相場がわかりにくいです。

一般的なハウスメーカーよりも、「ローコスト住宅」なら安いと言え、具体的な金額がわからないと、資金計画を立てることもできません。

 

そこで今回は、札幌やその近郊で「ローコスト住宅」を建てる場合、実際に必要な費用の相場についてまとめました。

 

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「ローコスト住宅」建築費用の相場

 

「ローコスト住宅」も含め、注文住宅を建てる際に必要な費用は、大きく分けて3つです。

  • 建築費用(建物の本体価格+付帯工事、ただし付帯工事を含まずに表記するときもある)
  • 諸費用
  • 土地費用

 

建築費用とは?

「建築費用」

実は、この言葉に含まれるものは何か、はっきり決まりはないのです。

なので、工務店やハウスメーカーによって、意味する費用にかなり差があります。

 

通常、家を建てる場合、建物について必要な費用は、大きくふたつに分けられます。

 

  • 建物そのものの費用(建物の資材と建てる工事)
  • 住むために必要な工事(付帯工事)

 

ちなみに、付帯工事とは、例えば、以下のようなものです。

  • 土地の造成
  • 杭打ち
  • 照明工事
  • 設計費用など
  • 本体工事費に含まれない工事などすべて

 

「建築費用」と書かれている場合、これに含まれるのが、

「建物の本体価格」だけなのか

「建物の本体価格」+「付帯工事」なのか

 

これは、確認してみないとわからないのです。

 

往々にして、「ローコスト住宅」のチラシでは、いかに安く家を建てられるかを強調して書いてあります。

「××万円から、家が持てる♪」みたいなキャッチフレーズです。

 

これには、付帯工事の含まれない「建物の本体価格」のみの場合があることを覚えておきましょう。

 

「コミコミ価格」とは?

 

「ローコスト住宅」の中には、

「コミコミ価格で、○○○万円♪」

と謳うシリーズや工務店もあります。

 

「定額制」とか、「コミコミ住宅」とキャッチフレーズがつけられる例もありますね。

 

これこそ、基本的には「建物本体の価格(資材と建てる工事)」を指す場合がほとんどです。

実際には、付帯工事費や諸費用(登録費用なども含む)が必要になります。

 

えっ!?と思われるかもしれませんが、これは誇大広告ではありません。

付帯工事や諸費用は、立地条件などに大きく左右されますので、仕方ない部分もあるのです。

 

私も、自分で調べてみるまで知りませんでしたが、わかってしまえば支障ありませんでした。

 

「ローコスト住宅」の建築費用、札幌の相場は?

大手の住宅情報サイト「SUMO」に掲載されているデータを元に、相場を表にしました(2020年10月現在)。

 

イチ情報サイトの掲載分だけでも、これだけの業者数がありました。

「ローコスト住宅」を得意とする工務店の中には、広告費を削減し、口コミで施工棟数を増やしている業者もあります。

それを考え合わせると、札幌やその近郊では、業者についてかなりの選択肢がありますね。

 

計算方法:SUMO記載の工務店・ハウスメーカーのうち、下記の要件を満たす事業所を抽出。平均価格(坪単価)✕30坪・40坪で計算

  • 札幌・近郊で施工実績あり
  • 平均価格(坪単価)の下限が50万円以下
工務店・ハウスメーカー 相場価格の目安
30坪 40坪
アイフルホーム 1200万円~1600万円 2070万円~2760万円
ID アーキテクチャルアトリエ 1440万円~1920万円 1485万円~1980万円
イシカワ 1290万円~1720万円 1500万円~2000万円
クレバリーホーム 1350万円~1800万円 2250万円~3000万円
ジブンハウス北海道 1350万円~1800万円 2010万円~2680万円
専門職組合 1350万円~1800万円 1800万円~2400万円
大進ホーム 1350万円~1800万円 1650万円~2200万円
太平ホーム北海道 1440万円~1920万円 1800万円~2400万円
匠建コーポレーション 1350万円~1800万円 1620万円~2160万円
タマホーム 1020万円~2250万円 1360万円~3000万円
道北振興 1350万円~1800万円 1500万円~2000万円
ハウジングカフェ 1320万円~1760万円 1560万円~2080万円
ヤマトホーム 1350万円~1800万円 1800万円~2400万円
ロイヤルハウス 963万円~1284万円 1407万円~1876万円
ワンズホーム 1290万円~1720万円 1440万円~1920万円

表作成:yukidaruma

 

繰り返しますが、金額はあくまでも目安です。

価格帯の幅があるのは、付帯工事の内容や坪数などで左右されるからですね。

 

なお、建物が狭ければ坪単価は高めに、広ければ坪単価は安い傾向があります。

 

ちなみにSUMO北海道版に掲載していなかったり、載っていても、平均価格(坪単価)を公表していない工務店もあります。

 

ふたつ業者の例を紹介しましょう。

 

豊栄建設:

30坪で約1600万円~(企画住宅RICCO STYLE)、

4LDK二階建て(34坪程度まで)約1800万円~

 

藤城建設:

「ゆきだるまのお家」26坪で1000万円台

 

諸費用の目安とは?

 

建築費用で家は建ちますが、実際に所有権を確定し入居するためには、別途費用が必要になります。

その諸々の費用は、まとめて「諸費用」と呼ばれます。

 

そして諸費用とは、このような項目があります。

  • 住宅ローンの手続き費用
  • 登記費用
  • 印紙税
  • 各種申請費用
  • 地鎮祭費用など

 

なお諸費用の目安は、「建物の本体価格」+「付帯工事」合計の5~10%程度とされています。

家そのものが2000万円なら、さらに50~100万円程度の追加費用が必要ということです。

 

札幌や近郊で土地を買う場合の相場

厚別区は、再開発中

相場価格を知る方法

観光地としても、住みたい街としても、いつも人気ランキングでは上位に挙がる札幌です。

 

令和2(2020)年の基準地価は、平均18万1910円/㎡(公示地価は、平均15万5422円/㎡)でした。

坪単価に直すと、平均60万1355円/坪(公示地価:平均51万3793円/坪)ですね。

 

ただし、実際の取引価格は、基準地価とは異なることがほとんどです。

例えば、2020年の札幌市における土地の価格相場(平均取引価格)は、坪単価 31.9 万円/坪 (9.6 万円/㎡)です。

 

基準地価とは、だいぶ差がありますよね。

 

理由はこうです。

基準地価は、その土地が更地で、そのまま売買できるものとして、都道府県が査定した地価なのです。

ちなみに、公示地価は国が発表しています。

 

でも実際には、起伏があったり、古屋が建っていたりと、状況は様々です。

加えて、その土地がほしいと買い手が熱望すれば、価格は上昇するでしょう。

 

  • 基準地価はあくまでも参考として、地域間の土地価格の高低を推測する。
  • 実際の土地価格は、不動産業者などに確認する。

 

このような手順で、費用の目安を考えていきましょう。

 

参考までに、札幌市内の各行政区と近隣市町村の基準地価・坪単価のランキングはこちらです。

順位 行政区 基準地価の平均(㎡) 坪単価の平均
1位 中央区 78万4446円/m2 259万3212円/坪
2位 北区 17万4542円/m2 57万7001円/坪
3位 豊平区 14万5653円/m2 48万1500円/坪
4位 西区 11万7466円/m2 38万8319円/坪
5位 白石区 10万7818円/m2 35万6423円/坪
6位 東区 9万3873円/m2 31万0325円/坪
7位 厚別区 9万2316円/m2 30万5179円/坪
8位 南区 6万9761円/m2 23万0616円/坪
9位 清田区 6万2927円/m2 20万8024円/坪
10位 手稲区 5万9583円/m2 19万6969円/坪
番外 千歳市 3万8746円/m2

12万8086円/坪

番外 江別市

3万0597円/m2

10万1147円/坪

番外 北広島市

2万7520円/m2

9万0975円/坪

番外 恵庭市

2万3463円/m2

7万7565円/坪

番外 石狩市

1万6743円/m2

5万5351円/坪

作成:yukidaruma 2020年[令和2年]基準地価より算出(国土交通省:土地総合情報システム)

 

表は基準地価ですから、実際の土地代金はもう少し安くなるでしょう。

 

まあ、それでもやっぱり、まとまった資金が必要ですね。

整備の費用も考えたら、どこの地域でも、土地の代金だけで1000万円以上にはなりそうです。

 

建築条件付き土地とは?

建築条件付き土地とは、

  • 家を建てる業者が指定されている
  • 購入後、一定期間内に家を建てる

この条件がつくことで、通常は割安に販売されている土地のことです。

 

既に完成した家が商品となる「建売住宅」に対し、まず土地を売ってから建てるため、「売建住宅」と呼ばれる場合もあります。

 

完全な注文住宅ほどの自由度はありませんが、業者によっては、間取りや内装など、かなり調整できることが魅力です。

ローコスト住宅は、元々「企画住宅」タイプが多いので、「建築条件付き住宅」と相性が良いと言えます。

 

札幌のローコスト住宅を得意とする工務店やハウスメーカーでも、「建築条件付き土地」を確保する業者が増えてきました。

 

札幌やその近郊で、土地の購入も含めて検討する場合は、選択肢のひとつとなるでしょう。

 

札幌で、実際にローコスト住宅を建てるときの相場は?

札幌ドームがある豊平区も人気地域

 

工務店やハウスメーカーの広告で、○○○万円~と謳っていても、実際にはいろいろと追加費用が必要です。

もちろん、家の大きさによっても異なります。

また土地価格も、札幌市内・近郊の人気エリアとそれ以外では、かなり差があります。

 

これらを踏まえても、一般的に人気のある30~40坪規模の住宅であれば、

建物のみなら、1000万円半ば~

土地も購入するなら、建物と合わせて、最低でも2000万円台後半~

 

2020年時点では、札幌でローコスト住宅を依頼するなら、このくらいが相場の目安になりそうです。

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