ローコスト住宅で家を建てて、丸2年が経ちました。
少しずつ、「こうすれば良かった・・・」の後悔ポイントが出てきています。
例えば、洗面所の「床」。
床材を比較検討すればよかった・・・と後悔しているんですよね。
我が家の洗面所の床は、フローリングです。
無垢材ではなく、お値段の安めの合板フローリング。
ちなみに標準仕様で、LIXILのラシッサ「フロアアース」です。
実は、設計の段階では、洗面所の床について、何にも考えていませんでした。
まさにノープランで、設計士さんにお任せです。
【チェック!】ローコスト住宅の我が家は「ゆきだるまのお家」(藤城建設)です。
そして設計士さんから特にコメントもなく、さら~っと設計図を見て、決めてしまいました。
実家も、自分で借りて住んでいたアパートや古い戸建ても、洗面所の床はクッションフロアです。
それが当然だと思いこんでいて、気がつかなかった・・・。
フローリング床の洗面所について、使用感などのデメリットやメリットをまとめておきます。
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【洗面所の床がフローリング】デメリットは?
【フローリング床の洗面所:デメリット①】使用感が固い
【画像:我が家の洗面所・洗濯機と奥に浴室】
率直な感想として、フローリングの床は、かなり固く感じました。
裸足で歩き回るし、クッションフロアの感覚に慣れているから、余計にそう感じるのでしょう。
そして我が家の洗面所は、洗濯機置き場でもあります。
除湿器や簡易物干し(床置き)も隅に収納していて、洗濯のときだけ出して使っています。
で、その除湿器や簡易物干し、少しでも引きずってしまうと・・・
ギギ――――!!
黒板を引っ搔いたような不快音なんです。
以前住んでいた家でも同じものを使っていましたが、クッションフロアでは、そこまで不快音はしません。
じゃあ、布を敷いておけばいいじゃない。
うん、その通りです。
でもね、その布を洗濯するわけですよね。
毎回洗濯する?
洗濯後に服を乾かすために使う除湿器や物干しの下に敷いた布・・・。
洗濯するたびに、汚れものが残るのが、なんかイヤです。
じゃあ、布を敷いたままにする?
洗面所は脱衣所でもあり、浴室と直結です。
お風呂の後は、どうしても一時的に湿度が急上昇するのですよね。
湿度の高いところで、床に布を敷きっぱなしにすると、ホコリが固まったりカビたりするのです(私が経験者です)。
うわ、めんどくさい。
自宅なので、出来るだけメンドクサイことはやりたくないのです。
じゃあ、現在はどうしているか。
細心の注意を払って、除湿器や物干しを持ち上げて移動!
たまに引きずったときは、不快音に耐えています・・・。
【フローリング床の洗面所:デメリット②】フローリングは水分に弱い
フローリングは、サニタリー加工をしていなければ、水分に弱いです。
これは、完全に私の勉強不足です。
トイレについては気にしたのに、洗面所はノーマークでした。
フローリングは木材ですから、基本的には水に弱いです。
水に濡れて放置してしまうと・・・
- シミが出来る
- 反ったり変形する
なので、フローリングに水や洗剤が垂れたら、すぐにふき取る必要がありますね。
我が家は合板フローリングなので、無垢材ほど水分を吸収しないとされていますが、この先どうなることやら。
浴室と地続きの洗面所ですから、入浴の都度、湿度が上がります。
で、その水分は、床に溜まりますよね(物理の法則では)。
ちょっと心配だな~と思っています。
ちなみにさっき見たら、フローリング床の一部が既にシミになっていました(薄くですけど)。
我が家は、ドラム式洗濯機です。
洗濯終了後に開けたトビラを伝って、水滴が床に落ちるんですよね。
シミになっているのは、その部分です。
私ですか?
いつも、その水滴をふき取ることは忘れています。
【洗面所の床がフローリング】メリットは?
フローリング床の洗面所で、メリットだと感じたのはこれです。
肌触りがサラサラしている
ビニール製のクッションフロアでは、どうしてもペタっとした肌触りになります。
特に夏場や入浴後は、文字通りペタペタと足跡がつきそうなくらい。
あれは、気持ちが悪いですよね。
フローリングのサラサラ感は、入浴後の足裏に最適です。
確かにこれは、捨てがたい魅力でメリットなんですよね。
フローリング床の洗面所で後悔ポイントは?
フローリング床の洗面所は、実際に住んでみると、サラサラした肌触りで快適でした。
この感覚は、捨てがたいものです。
だからこそ、後悔しているポイントはこれです。
防水加工された高機能フローリングを採用しなかったこと
高機能フローリングの中でも、「サニタリーフローリング」という床材があるんですよね。
サニタリーフローリングとは、
- 防水・撥水処理されている
- アンモニアに強い塗装が施されている
- 凹凸を組み合わせて施工しシーリングによる接着が必要ない(水が染みるすき間が少ない)
こういう製品です。
(クリックすると商品説明が見れます。もしご興味あれば)
パナソニックなど大手メーカーを筆頭に、複数のメーカーから発売されているので、肌触りやデザインは選択肢がけっこうあります。
お値段は、1坪あたり数万円~といったところ。
サラサラの肌触りと耐久性(耐水性)が両立するなら、サニタリーフローリングは検討案件でした。
トイレと違って、洗面所は裸足で過ごしますからね。
百万単位なら絶対無理ですが、10万円前後なら、採用を考えたかったです。
我が家はもうリフォームするしかありませんが、これから建てるなら、複数の会社から間取り提案を受けた方が得策です。
そうすれば、洗面所の床材を選ぶことも気がついたでしょうし。
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